低侵襲・内視鏡手術について
当院では、患者様の身体への負担をできる限り抑えることを目的として、低侵襲手術や内視鏡下手術に取り組んでおります。
ただし、低侵襲手術や内視鏡下手術は、すべての患者様に適応となるものではありません。疾患の状態、症状、画像検査の所見、全身状態、生活背景などを踏まえ、医師が総合的に判断したうえで治療方針をご提案いたします。
低侵襲手術とは
低侵襲手術とは、従来の脊椎手術と比較して、皮膚切開や周囲組織への影響を抑えることを目指す手術手技の総称です。
脊椎外科領域では、内視鏡、手術用顕微鏡、専用の手術器具などを用いて、病変部位に対して必要な範囲でアプローチする方法が用いられることがあります。
一般的に挙げられる特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 皮膚切開 | 術式によっては、比較的小さな切開で行う場合があります |
| 周囲組織への影響 | 筋肉や靭帯などへの影響を抑えることを目指します |
| 出血量 | 術式や患者様の状態により異なります |
| 入院期間 | 疾患、術式、術後経過により異なります |
| 術後の回復 | 個人差があり、症例ごとに異なります |
※上記は一般的な説明であり、手術の結果や経過には個人差があります。
※患者様の状態によっては、顕微鏡下手術や従来の手術法のほうが適切と判断される場合があります。
内視鏡下手術について
内視鏡下手術は、小さな切開部から内視鏡(カメラ)と専用器具を挿入し、モニターで患部を確認しながら行う手術です。
脊椎外科領域では、腰椎椎間板ヘルニアなどの椎間板疾患や、一部の脊柱管狭窄症などに対して用いられることがあります。
対象となる主な疾患
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- その他、医師が適応と判断した脊椎疾患
ただし、疾患の状態や患者様の全身状態によっては、内視鏡下手術ではなく、顕微鏡下手術、固定術、保存療法などが適切と判断される場合があります。
当院での治療方針
当院では、患者様の症状や検査結果を確認したうえで、治療方針を検討いたします。
問診・診察
症状の経過、痛みやしびれの部位、生活への影響などを確認します。画像検査
レントゲン、MRI、CT等により、病変の状態を確認します。保存療法の検討
薬物療法、リハビリテーション、ブロック注射など、手術以外の治療が適している場合があります。手術療法の検討
手術が必要と判断される場合は、術式、入院期間の目安、術後の経過、注意点についてご説明いたします。インフォームド・コンセント
治療の目的、期待される効果、起こりうるリスク、代替となる治療法について説明し、患者様にご理解いただいたうえで治療を進めます。
手術に伴う注意点
低侵襲手術や内視鏡下手術であっても、医療行為として一定のリスクがあります。
- 手術の効果や術後の経過には個人差があります。
- 症状の改善には時間を要する場合があります。
- 症状が残る場合や、再発・再手術が必要となる場合があります。
- 感染、出血、神経症状の残存・悪化など、手術に伴う一般的なリスクがあります。
- 患者様の全身状態や既往症によっては、手術を行わない方がよいと判断される場合があります。
詳しくは、診察時に医師より個別にご説明いたします。
手術を受けられる患者様へ
- 手術の必要性、術式、入院期間、術後の生活については、患者様ごとに異なります。
- ご高齢の患者様や持病をお持ちの患者様についても、全身状態を確認したうえで手術の可否を慎重に判断します。
- 職場復帰や日常生活への復帰時期は、症状、術式、術後経過により異なります。
- 不安な点や確認したいことがある場合は、診察時に医師・スタッフへご相談ください。
ご相談・お問い合わせ
低侵襲手術・内視鏡下手術についてご相談をご希望の方は、まず外来受診をご検討ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 予約専用ダイヤル | 03-5350-0515 |
| 代表電話 | 03-5308-0511 |
| FAX | 03-5308-0512 |
| 住所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-57-1 |
紹介状をお持ちでない場合もご相談いただけます。
他院で検査を受けられている場合は、画像データや検査結果をご持参いただくと、診療の参考になります。